ちっぴーと言う名のキャベツ

ちっぴーのブログです。好きなものについてマイペースに書きます。

どうも、ちっぴーです。
今日はこちら!

ヘタミュを見てきました!

い〜〜〜〜〜〜〜〜〜や ばり良 は????



えっ


は?





今帰りの電車なんですが、うせやろ?ってくらいうせやろな感情です(?)
これまでヘタミュ大好き〜♡だとか、ヘタミュで今の進路決めました!だとか言ってた割にヘタミュの話をしていなかった私がブログに残すくらいなんだから相当だよ。
いや、本当はきっとぷらいべったーとかにあげるべきなんだろうけど、私のブログなんて見たい人が見るものだしネタバレしても大丈夫でしょ。
てことでガンガンネタバレしていくのでよろ。

前まで観劇の時はノートを持って行っていたのですが(ちなみに人生ちゃんとした初観劇はヘタミュNWなので、その時から始めました)、頭に残ったことだけにしよう、それ以外も見たいと思ったら円盤を買おうと決めたので、記憶が曖昧なところもあります。なんせ3時間なので……。


今回の主役はぽんさんでした。サブでにーに。
あることをきっかけにぽんさんが過去に飛ばされ、にーにともう一度過ごし、自分の無個性ルーツを辿る、的なお話。
なので、中華服(で表記いいのかな)のにーにが見れます!若ンスも若分も若リスも子メリも若メリも!!!!てかめりかは大半若メリだった。
今回はいつも悪役になるろっさまがいない代わりに、世界のヒーローめりかさまが悪役を買ってくれてました。
確かに、開59を曰本目線で描いたらああなるよな。
てか、今回で確信したんですけど、ミュめりがぽんさんにクソデカ感情持ってるの(SWの鏡餅あたりとかから始まってたな)、ミュりすが子めりをクソデカ感情で育てたからかもな……。今日のアドリブで、りすが「俺から1ミリも離れないって約束できるか?それもできないでお前が独立しないって断言出来るか?(要約)」みたいなことを言ってて、そのあとにこっちはきっと台詞なんですけど「キミは俺から離れるな、俺が育てるんだ、俺の弟だからな(要約)」みたいなことを言ってたんですよ。いや、ちゃんと英才教育されてるやん。あの兄あってのあの弟だわ。
そして当のあの兄は、ぽんさんのことなのに意外に干渉してこなかったっすね。開59前の話だからかな。
その代わりに、色々やってました。まずミュ版悪魔を呼びそうなイリギスの歌。そして数字9を戻すためにイム兄とぷーちゃんとNASAを探索。この3人のトリオって意外に見ないから新鮮でした。
新・わざわざに歌にするほどでもない歌もよかったわね。てか髭の人がミュで悪さしてないと静かだ。この人も結構悪役買うからなぁ。
ぷちゃもこの座組に慣れてきて、かわいいですね。愛されてる。
そうか、悪友トリオじゃなかったんだ今回。
親分なにしてたっけ。若分してた記憶と宣教師ポルさんしてた記憶はある。えっ、あれポルさんで合ってるよね……?ミュポルは実在した。
そしてもう1人!新キャストの蘭兄さん!!
いや、くそ歌うますぎて笑ったしくそいい笑顔で笑った。
蘭兄もちゃんと出番あって良かった。途中まであんま出番なかったから大丈夫かなって思ったけどちゃんといた。ちゃんとぽんさんを支えてくれました。
ぽんさんを支えたと言えば、数字9の残り2人ですよ。
どいちゅさんは新衣装になってから初めてだったけど、なんかかわいいね。いや、ちゃんと言うと、表情と感情の解放が豊かになった。だから愛らしく見えるんだと思う。
初登場のGWの時は、緊張してただろうし、友人の役を引き継いでの2代目だったし。本人も言ってたけど馴染めなかったって。
それがこんなに表情豊かになって、ツッコミも自然になって、もしかしたらひまさんの描いたどいちゅとは違うかもしれないけれど、ミュいつはミュいつなりにキャラを開拓してほしい。だって古株ほど本編からかなり離れているというか本編の個性を濃縮して増量させたみたいになってるから。それが色々なメディアミックス展開をやる上でいい事だと思うな。めっちゃ上から目線になったけど。
イタちゃんもま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜頼もしくなっちゃって!!
今回のいたちゃはいい人すぎて心配になるレベル。大丈夫?次回作(あるかしらんけど)くそアホになったりしない?
いたちゃがいい事言ってどいちゅが「いいこと言うようになったな」って言うからSWの時の「千年に一度」って続きセリフが幻聴で聞こえてきてア゚〜〜〜〜〜〜ってなってました。まあいたちゃが「四年に一度!」って返して「オリンピックか!」ってつっこまれるオチでしたが。
そして、にーに。
きょくとーはいつもついで程度にちょっとずつ描かれてきたけど今回ようやく扱われて、あじあ推しとしては本当に嬉しい…………。にーに…というかたいしくんとうえちゃんがアクションやってて、お!やってんねぇ〜ってなった、は?
やっぱ年取ってるだけあるというかなんというか……にーにのいうことは重みが違う。歴史が4000年だとしたら紀元前の時点で2000歳だもんな。
でかい領土のことを大きなお屋敷に住んでるけど窓が全部開けっ放しって表現、とても好き。いや上手いな。どこに感心してるんや。
最後はにーにあれなんなんだ。不死鳥にでもなってたのか?
そしてそして。今回の主役にして私の永遠の推し、ぽんさん。
ぽんさん推しだからとかではなく、曰本で生まれ育った(教育を受けた)人なら心にくるものがあると思う。今回。
もしもあの時ああしなければ。ただの人間ですら考えるのに、92となればその何百、何千倍もとその悩みがあるんだろうな。
私、ヘタリアが政治や外交関係等現実のことにに巻き込まれる(〇〇という92は世界にこんな酷いことをしているのにその擬人化であるこのキャラクターを好きとかおかしいんじゃないか?とか、そもそもこんな作品を作るのも好きになるのもおかしい!みたいな話)度、考えてたことがあったんですよ。
そもそもヘタリアのキャラクターって、59民性を反映したキャラクターなだけなので、当時の政治などをそのキャラクターが決めてたってわけじゃないんですよね。もし実在したとしてです。
そのキャラクターとは別に大統領や王様がいて、その人の指示で動いてるだけ。5巻の兄ちゃんの台詞のように(92は船で…ってやつ)。
だから、そのキャラクターごと嫌いになるのは間違いだし、そもそもちゃんと史実通りって訳でもないヘタリアに怒ってること自体お門違いやぞ、と。
で、その考えを踏まえて今回のを見ると、とても辛くて。
今回の一番の問題であった「あの時開59しなければ」ということ。
92の代表や59民の意見によって動かされてしまった92達が、もし、ぽんさんと同じ立場になったら、どんな選択をしたのだろうか。
あれを無視していなければ、あの時もっと考えれば、あの時余計なことをしなければ、あの事件が、革命が、戦争が起きる前に対応出来ていれば、あの時君について行っていたら……。
そんな後悔だらけな歴史。
そしてそんな歴史を学んでも学ばない人々。
そんな人々に動かされてきた船が自我を持ったらそりゃ自分の動きたいように動くよね。
まあ過去を変えてもその過去が変わっただけで別の未来が生まれるだけなので、元々いた未来に影響はないのだけれど(タイムパラドックスが起きてしまうのでどこかで辻褄合わせも起きるしね)。
それを、曰本の歴史を学んできた我々曰本人が、その葛藤を見たら、そりゃくるものあるでしょ。
でも、そんな選択肢を誤ってきたから今があるわけで、誤った道を正したところでそれがいい方向に導かれているとは限らない。下手したらもっと悪い結果になっていたかもしれない。

「あの時ああしてれば、とか、もっとこうしてればって。でも、それはもう過ぎたことだしね。でも一つだけ言えるのは、お前がそばにいてよかったなーって、それだけ。俺にはそれぐらいしかよくわかんない。」
「今までの道は無駄じゃなくて間違ってたんだよ。ここからが本当の道。そうでしょ?」

過去にイタちゃんがどいちゅ言ってました。台詞はうろ覚えだけど。
火薬は使う人次第でいい使い方も悪い使い方もできる。
人を殺める道具として渡ってしまった火薬を、花火という綺麗なものにして扱う。
そんな風に、どれだけ悪くなってもそこからどうするかが問題なんだろうな、って思いました。
そしてやっぱり、開59した曰本は、色んな92のいいところを盗んで自分色に染めあげて。
真似ばかりで個性がないと言っていたけれど、ちゃんとあるんです。色が。
なんなら今回悪役だっためりかなんて元は眉毛の文化で作り替えられたんだから。そこに色んな文化が入り乱れて今に至る。
他もみんなそう。
自分だけじゃ考えつかなかったことが、色んなことに揉まれて呑まれて、今現在。
だから、まあ、実際にはいないわけだけど、もし、92を擬人化した彼らがいるのなら、自分を恥じないでほしい、と思います。そんな貴方方の元で生まれ育ったのだから。
長くなってしまいましたが、こういうクソデカ感情を持ちながら見てたので、う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!無理!最高かよ!って感じでした。
実際、皆演技が上手くなってるし、元々の役者たちも長年やって(8年だって、嘘でしょ?)仲良くなってるから役に距離感がなくて見やすいし、演出もどんどん豪華になるし、そりゃ納得の出来なんですけど、今回で卒業です!(2回目)とかやられても信じちゃうレベルだった。いや辛。むり。卒業しないで。
アドリブもなんか今日調子よくて当たり回じゃね?って思ったし、ろうさんとひぐちくん来てたし、ちゃんと「もう1回見たい!」って思ったの初めてかもしれない。
前までは「楽しかった!満足!円盤待とー」って思ってた。
こんなの見せられたらやる気しかわかないよね。
私はお客さんをこういう気持ちにさせたくてこの道を選んだんだ。
最近新生活が始まりまして1年生きられるかも心配だけれども、やってやりますよ。うん。
というわけでヘタミュ感想でした。
もっと語りたいことあるけど疲れた。2時間書いてた。
明日も早いので失礼します。
改めて、ヘタミュに携わっている全ての人々、ありがとう!

では!