ちっぴーと言う名のキャベツ

ちっぴーのブログです。好きなものについてマイペースに書きます。

トロピカってる〜!

どうも、ちっぴーです。

約1年前、とある作品に出会いました。


『トロピカル〜ジュ!プリキュア』です。
私は幼少期、アンパンマンプリキュアで育ったと言っても過言ではないほどプリキュアが好きだったので、所謂「再熱」ということになるのですが、ここまでのめり込むとは、この時は思いもしなかったです。

久々に食玩を買いました。
久々に映画館でプリキュアを見ました。
久々にプリキュアの絵を描きました。
初めてプリストに行きました。
初めてプリキュアのイベントに行きました。
初めてプリキュアグッズを買いました。

毎回毎回が楽しみで、バイトやら学校やらでできなかった時を除いてほぼ毎回リアタイしました。
幼少期好きだった時は変身アイテムなどは買ってもらえなかったのですが、今となってはお金もある程度好きに使える年齢になってしまったので、色々集めてしまいました。
初めてハマるジャンルってやっぱどうしてもグッズ熱が凄いのですが、それだけでは語れない良さが、この作品にはあったと思います。
何を隠そう、最初の方は舐めてかかっていたからです。
無印から知っている、なんなら無印〜SSで育った私からすれば、18作品目なんて後輩も後輩で。自分自身も成人してしまったほど成長していて。
さらにタイミングがいいのか悪いのか、無印とMHは春に再履修したばっかだったのです。
chippimegane.hatenablog.com
そんな性格も考えもひん曲がった成人女性は、世代である無印を神格化してしまい、今のは……とクソ老害になっていたのです。
最初の方のツイートなんて、もう目も当てられないです。
変に上から目線で、馬鹿にしている感じで。
でも、見ていくにつれて、その角は削れていきました。
その理由は色々な要素が考えられますが、やはり一番は、「今1番やりたいことをやる=トロピカってる!」という作品コンセプトだと思います。
今、自分自身、やりたいことをやらせてもらっていて、将来もやりたいことで食っていこうとしている身なので、ぶっささる時が何度もありました。
自分が今やりたいことをやりたい!
でも、過去のトラウマが邪魔をしている。
そんな障害をローラという存在がぶち壊してくれて、その先にはまなつという太陽があって。
あの作品では、メインのさんご、みのり、あすかは勿論、他にも沢山の人が救われていると思いますが、画面の外の視聴者にも救われた人は何人もいると思います。
少なくとも私はそうでした。
自分はやりたいことをやらせてもらっていると言いましたが、それでもやはり、過去のトラウマが邪魔することは何度もあって。
特に人間関係に関してはめちゃくちゃ明るい人生を歩んできたとは言い難く。
好きなものを好きというと、また馬鹿にされるのではないか。
自分の作品を見せても、また貶されるのではないか。
人を信用したら、また裏切られるのではないか。
さんご達と同じように、そんなことを思いながら毎日を生活しています。
それは簡単に考えを変えられるものではないし、変えようと思えば空回りするだけです。
でも、トロプリを見て、少しずつ、自分の中で何かが変わった気がしました。
元々、Twitterやpixiv、このブログでは自分自身が誰なのかは分からないので虚像をつくれたため、上記の障害の壁は低かったのですが、リアルでも、少しずつ発信していくことが増えました。
それにより、分かりやすく変わったのは、特撮好きの仲間が出来たことです。
自分は去年から追い始めた新参で、過去のもプリキュアの前に見てたニチアサくらいだったので記憶が薄いのですが、そんな自分でも、映画に誘ってくれたり、イベントに一緒に行こうと誘ってくれたり。
そんなこと、少なくとも2年前の自分では考えられなかったことです。
松関連なら妹を誘っていましたが、妹もまだ小学生だし、高3の時はまわりが受験生で1人だけ専門に行く自分は表でも裏でもあれこれ言われて、細々と1人で観劇に行ったりしていました。
今でも1人で観劇に行くことは変わらないし、それは自分が好きでやってるのでいいのですが、観劇に行くこと、新しいグッズを買ったこと、次回のプリキュアが待ち遠しいこと、などをおおっぴらに友達に話せるようになったことは、自分の中でとんでもない進化です。
そして、物事への取り組み方も変わりました。
日々の授業から将来に繋がるようなことをしている自分。
将来やりたいことをやるために、今やるべきことは?と考え、毎回の授業へのやる気が去年に比べて格段とあがりました。
オーディションも受けに行きました。
結果は不合格だったけれど、以前の自分なら受けることすらやめていたと思うので、これは成長としか言えません。
これは自分だけの努力じゃない、トロプリの存在なしでは語れません。
トロプリという作品のおかげで救われた命がここにあります。
とは言ってもまだ成長過程。
来年度はとうとう就活生。
自分というものを企業さんに分かってもらわなければなりません。
自分を出すのが怖かった自分から脱出し、本当の自分を少しでも見せられるようになろうと思います。

トロプリ、ありがとう。
毎回の放送に救われていました。


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